署名と意見書を提出しました

12月21日13時、県庁23階、デジタルトランスフォーメーション(DX)課にて、同課次長、及びワクチン推進課次長と面談し、署名と意見書を提出いたしました。

署名は前日の12月20日時点で集まっていた2,257名分。意見書は皆様からコメント等で寄せられたご意見、735件をまとめました。
当初30分から長くても1時間程度と思っていたのですが、私たちの質問に真摯な態度で応対してくださり、1時間45分という長時間となりました。

DX課に対してはワクチンパスポート(ぐんまワクチン手帳)の内容、LINEを利用することでのセキュリティー問題、行政におけるDXについて質問と意見をさせていただきました。 

Q:ぐんまワクチン手帳の登録数 
A:29万件以上

Q:ぐんまワクチン手帳の目的と意義
A:経済の活性化

Q:半年で抗体は80%から90%減少するのに、ワクチン手帳にはなぜ有効期限がないのか
A:その目的が「愛郷ぐんま」と「GoTo」に限られており、そもそもワクチンを接種したことで安全であること証明するためではない

Q:では今後ぐんまワクチン手帳が他の目的(行動監視など)に利用されたり、登録していないことで行動制限を加えるようなことはないと断言できるか
A:ぐんまワクチン手帳は経済を回すため、観光業、飲食業などの業界団体、特に旅館業からの強い要望があり採択されたものなので、それ以外の用途に利用されることはあり得ない。また基本的人権の尊重の観点から考えても問題はない

Q:では平等という観点からはどうか。予防接種法で強制ではないとされているのに、接種した人だけがより多くのサービスや特典を得られると言うのは不平等ではないのか
A:うーん(それは確かに不平等だなぁと心の声)、ただそれに関しては産業経済部の管轄なので、DX課では答えられない
以上がぐんまワクチン手帳に関する質疑応答でした。

その他
Q:LINEアプリがなぜ行政と連携しインフラ化されたのか
A:単に一番利用者の多いコミュニケーションツールだったから

Q:LINEの情報が業務委託先の中国で閲覧可能になっていた等の問題があったが、登録者の個人情報が吸い上げられ違う用途に使われる可能性はないのか
A:ツールとして利用しているが、LINE㈱と直接契約をしているのでなく、個人情報は業務委託先の別のサーバーに預けてあり、LINE㈱には情報は渡っていない。業務委託先の企業名は公表していないが、セキュリティーは万全である

以上がDX課との主なやり取りでした。

次にワクチン推進課には子どものワクチンを推進する理由と副反応について質問しました。
主な質疑は以下の通りです。

Q:子どもたちはコロナに感染してもそのほとんどは無症状か軽症であるのに、ワクチンを接種した10代の子どもたちにも心筋炎などの症状が起こっている。コロナ感染よりワクチンの副反応の方がリスクが高いのでは?
A:若年層の方たちもコロナ感染で重症化することがあり、ワクチンの副反応よりも重篤である。ワクチンを接種することで確実に重症化が防げるので、接種すべきである。また県にはアレルギーや持病などでワクチンを接種したくてもできない人からコロナ感染が怖いという声が寄せられている。そういった方たちを感染から守るためにもより多くの県民に接種してほしいと考えている。

Q:ワクチンを接種したのに感染することが分かってきたり、はじめは1回と言っていたのが2回になり、そして3回目が必要と、厚生労働省も言っていることがどんどん変わっている状況で、子どもたちへの接種は慎重になるのが当然ではないか
A:先のことはわからないが、厚生労働省には
専門家がいて今現在最も確実な情報を出している。我々はそれを信じて従っている。
コロナ感染での年代別死亡率の資料等を提示し、若年層ではほとんど死者は出ていないことなどを説明しましたが、コロナ感染症の方が深刻であると、いくら話をしても平行線のままでした。
続いて、行政(政府)が判断して押し付けるのではなく、私たち県民(国民)一人一人がリスクとベネフィットを判断できるような情報、県内のコロナ感染やワクチン接種による副反応等を、年齢別、市町村別で県のHPに分かりやすく公開することを求めました。
これに関しては来年1月中旬を目途に、公開が可能か否か連絡をいただくことを約束していただいています。

納得できない部分もありましたが、DX課、ワクチン推進課も、私たちの質問をしっかり受け止め、誠意をもって応答してくれました。
直ぐに何をどうするということは望めないと思いますが、お互いに声に出すことで違う立場ではあるものの、問題意識を共有できたのではないか、と感じました。
今後は県からの情報公開についてのフィードバックを待って、次のアプローチを考えると共に、12月31日で署名を締め切った後は、群馬県議会への陳情を考えています。

こどみら会HPやインスタグラムなどでも随時発信していきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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